2020年3月13日【キッチン・ブレス日記】
熊本県及び熊本市では、
病気や障がいのある方などが、周囲の方に配慮や支援を必要としていることを知らせるために、
「ヘルプカード」を作製・配布しています。
「ヘルプカード」は、
内部障がいや発達障がい、難病の方など、外見からわからなくても援助や配慮を必要としている方々が、
周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるためのものです。
カードを持っている方が困っていたら
「何かお困りですか?」と声をかける等、思いやりのある行動をとりたいものです。
また、カードの裏面には支援してほしい内容が記載されています。
裏面を見せられた時や緊急時には確認をお願いします。
他にも様々なマーク・サインがあります。ぜひ、知ってください。
<ヘルプマーク>
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。(JIS‐日本工業規格に登録されています)
<ハートプラスマーク>
「身体内部に障害がある人」を表しています。身体内部(心臓、呼吸機能、じん臓、膀胱・直腸、小腸、肝臓、免疫機能)に障害がある方は外見からは分かりにくいため、様々な誤解を受けることがあります。
内部障害の方の中には、電車などの優先席に座りたい、近辺での携帯電話使用を控えてほしい、障害者用駐車スペースに停めたい、といったことを希望していることがあります。 このマークを着用されている方を見かけた場合には、内部障害への配慮について御理解、御協力をお願いいたします。
<耳マーク>
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークでもあります。
聴覚障害者は見た目には分からないために、誤解されたり、不利益をこうむったり、社会生活上で不安が少なくありません。
このマークを掲示された場合は、相手が「聞こえない・聞こえにくい」ことを理解し、コミュニケーションの方法等への配慮について御協力をお願いいたします。
<オストメイト>
人工肛門・人工膀胱を造設している人(オストメイト)のための設備があることを表しています。
オストメイト対応のトイレの入口・案内誘導プレートに表示されています。
このマークを見かけた場合には、そのトイレがオストメイトに配慮されたトイレであることについて、御理解、御協力をお願いいたします。
<白杖SOSシグナル>
白杖を頭上50cm程度に掲げてSOSのシグナルを示している視覚に障害のある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。
白杖によるSOSのシグナルを見かけたら、進んで声をかけ、困っていることなどを聞き、サポートをしてください。
◆熊本県ホームページより引用しました。